ウォーキングってなんだろう?

突然ですが、ウォーキングという言葉を聞いてどのようなことを想像しますか?
「歩くこと」を想像する方が多いのではないでしょうか。

ウォーキングという言葉はよく聞きますが、そもそもウォーキングとは何でしょうか?
・歩くことだよね?
・散歩のことじゃないの?
・そもそもスポーツなの?
様々な疑問を持たれる方はいらっしゃるのではないでしょうか。

意外と知られていないウォーキング。日常の「歩行」とはどのように違うのか。
ここではウォーキングの基礎知識について説明します。

そもそもウォーキングって何?

「ウォーキング」という言葉を調べてみましょう。
 ①歩くこと。歩行。特に、健康増進や運動のために歩くこと。
 ②ウォーキング‐レースの略。競歩。
このような意味が出てきます。

一般的にウォーキングとは、ウォーキングエクササイズとも言い、健康のために歩行する「有酸素運動」のことを指しています。

日常の歩行とは違うのでしょうか?
「歩く」という動作では同じですが、目的が異なります。
日常の歩行が「移動手段の1つ」ととらえるのに対し、ウォーキングは「健康を目的」としています。

散歩とウォーキングは違うもの?

さて、ここでよく言われるのが「散歩」との違いです。
健康目的で「散歩」をされる方は多いと思います。目的が「健康」である以上、散歩もウォーキングではないの?と疑問をもたれるでしょう。

「散歩」という言葉を調べてみましょう。
 ・気分転換や健康のためにぶらぶら歩くこと。散策。
このような意味が出てきます。

どちらも「健康を目的」としている点では共通しています。このため、散歩もウォーキングの1つとしてとらえることが多いようです。

エクササイズなどスポーツ的な要素を含むのが「ウォーキング」、気分転換など娯楽的な要素を含むのが「散歩」と判断できるかもしれません。

ウォーキングは有酸素運動

有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳など、長時間継続して行う運動のことを指します。
これらのうんどうでは、軽度または中程度の負荷をかけることで、運動中に筋を収縮させるためのエネルギー「アデノシン三リン酸(ATP)」を、体内の糖や脂肪が酸素とともに作り出すことから、有酸素運動と呼ばれます。

有酸素運動の中でもウォーキングは、ジョギングや水泳と比べて下記のような特徴があり、幅広い年齢層から支持されています。

①体への負担が少ないこと
②安価に出来ること
③継続しやすいこと

安価で気軽に継続して出来ることが、ウォーキングの特徴であり、健康法として支持されていると言っても過言ではないでしょう。