健康やダイエットのためにウォーキングをしていても、雨が降っていると躊躇してまうことはありませんか?
梅雨時など雨が続くと、いつの間にかウォーキングの習慣がなくなってしまう、そんな経験をされることもあるのではないでしょうか。
ウォーキングは継続することで効果が表れますので、天候に関わらず行いたいものです。
ここでは、雨の日のウォーキングについて紹介いたします。
雨の日のウォーキングに必要なもの
雨の日のウォーキングで大切なことは、なんといっても「できるだけ濡れない」ことです。
暖かい日であっても、雨に濡れてしまうと体が冷えてしまい、体調不良を引き起こす可能性が高くなります。
防水・防風タイプのレインウェアや防水シューズなどを身に着けて、雨対策をしましょう。
■レインウェアで寒さや濡れ対策
体が冷えにくい防水・防風仕様のウェアを選びましょう。
ジャケット(ハードシェル)タイプやポンチョタイプなどがありますが、上下に分かれているタイプだと動きやすいのでおすすめです。
①ハードシェルがおすすめ
防水性に優れ、服の中で籠った湿気を外に出す「透湿性」や「通気性」を兼ね備えた生地を使用していますので、雨でも快適にウォーキングができます。
②小雨程度ならソフトジェル
小雨なら、ソフトシェルと呼ばれるアウターでも対応できます。
③目立つ色のウェアがおすすめ
雨が降っていると、日中でも薄暗くなり、視界が通常よりも悪くなります。
車や自転車などのドライバーの視界も悪くなるため、目立つ色のウェアやリフレクター機能付きのウェアを身につけると良いでしょう。
■レインキャップで視界確保
ウォーキングを効果的に行うには、正しいフォームが大切です。
傘をさすと、フォームが崩れたり視界が悪くなるなどのデメリットが生じることから、傘はなるべく避けたいところです。
そこで、レインキャップやウェアのフードを使用して雨を防ぐことをおすすめします。
キャップであれば、雨が目に入ることによる視界不良も防げますので、そろえておくと良いでしょう。
■防水シューズで足元も安全
雨で濡れている路面は滑りやすく、転倒の危険もあります。
シューズは、グリップ力があり滑りにくい防水仕様のものをおすすめします。
スポーツブランドやアウトドアブランドのシューズであれば、防水性、グリップ力、クッション性など機能性に優れているものが多いので、自分にあったシューズを選ぶと良いでしょう。
■防水仕様のバッグで小物類も雨から守ろう
ウォーキング時にあると便利なのが、ウエストポーチなどのウォーキングバッグです。
財布やスマホなどの小物を入れておけるので、とても重宝しますが、雨に弱いバッグでは、中身が濡れてしまいます。
バッグについても、小物類を雨から守るために、防水仕様のものをおすすめします。
雨の日でも濡れることなくウォーキングのできる場所
装備は整えたものの、やっぱり雨の降る外は歩きたくない。できれば、濡れずにウォーキングがしたい。
ここでは、雨の日に濡れずにウォーキングができる場所を紹介します。
■スポーツジム
スポーツジムでは、ウォーキングマシーンを使用したウォーキングが可能です。
ウォーキングマシーンでは、傾斜をつけたり速度を変えたりと、適度な負荷をかけることができますので、普段のウォーキングよりも消費カロリーを増やすことが出来ます。
1日のみの利用が可能なジムもありますので、雨の日のみ利用するといった方法もあります。
■地下街・ショッピングモール
駅直結の地下街やショッピングモールであれば、雨に濡れずに歩くことが出来ます。
ショッピングを楽しみながらのウォーキングになりますので、普段とは違った楽しみ方ができるでしょう。
ただし、運動目的の施設ではないので、歩行スピードや服装などに注意をし、他の方への配慮を忘れないようにしましょう。
■地下通路
場所は限られますが、地下鉄の駅間やビルの地下街間を結ぶ地下通路も、雨の日には濡れずにウォーキングができるスポットになります。
階段の上り下りなどアップダウンを活かしたウォーキングになりますので、普段よりも消費カロリーを増やすことができます。
地下街やショッピングモールと同様、運動目的の通路ではありませんので、周囲の方への配慮を忘れないようにしてください。
■アーケード付きの商店街
地下街やショッピングモールに類似しますが、地上であってもアーケード付の商店街なら、雨の日でも濡れずに歩くことができます。
駅から屋根に覆われているような商店街なら、駅から濡れることなく歩くことが出来ます。
距離の長い商店街なら、地下街やショッピングモール同様、ショッピングをしながら歩くことができます。
こちらも、周囲の方への配慮を忘れずに歩きましょう。
自宅で出来る!ウォーキングの代わりになる運動
雨の日は外に出ないで自宅で運動したいものです。
自宅でも工夫次第で有酸素運動を行うことが可能です。
■昇降運動
階段の上り下りを繰り返すことで、ウォーキングと同じような有酸素運動を行うことが出来ます。
上り下りをすることで、脚の筋肉や腹筋、背筋などが使われるため、全身の筋肉を鍛えることができます。
階段のない自宅の場合には、踏み台を用意すると良いでしょう。踏み台によっては高さ調整が可能なものもあります。
雨の日に外でウォーキングを行う際には、防水・防風対策をしっかりとして行いましょう。また、雨の日はウォーキングにこだわらず、自宅でできる他の運動も行うなど、ご自身に適した運動を取り入れて、継続的に行えるようにしましょう。